まじのみの中の人、ジンボラボ 神保貴雄です。
今日の晩酌は何を呑みますか?
今回はアルコール界の三大ミステリーにメスを入れたいと思います。
それは……
なぜ「焼酎」を「しょうちゅう」と書き、そして読むのか。
普段あまり焼酎を呑まない僕ですが、前から知りたかったんですよね〜。
ということで、レッツアルコール!!
焼酎はなぜ「ショウチュウ」と読むのか?

こちらの記事を参考にさせていただきました。
焼酎の期限はタイのあたりにあるそうで、そこから各地に広がったんだそう。
大陸を横断して中国にたどりつき日本へ(諸説あり)。
で、この中国経由で日本に伝わったことが焼酎という名前に影響を与えました。
そもそも焼酎の「焼」という字は、熱を加えること、つまりもろみを加熱、沸騰させて作るという蒸留酒の基本的な作業のことを指しています。そして、「酎」という字には濃い酒、強い酒という意味があるそうです。たった二文字で、焼酎というお酒の特徴を端的に表していると言えます。
https://denen-style.com/namehistory/
そして「ショウチュウ」という読み方ですが、中国では蒸留酒のことを「焼酒」と書き「ショウチュウ」と読むのだそう。
さらに濃い酒・強い酒という意味の「酎」という文字も「チュウ」と発音します。
そのため日本では
・焼酎
・焼酒
の二語がごちゃまぜで使われていたのですが、18世紀頃から「焼酎」という形で落ち着いたんだそうです。
焼酎はいつ日本にやってきたのか

焼酎の起源については諸説ありますが、焼酎に近い蒸留酒が造られていたのは11世紀ごろのタイ(当時のシャム国)を中心とした中近東・東南アジアであったといわれています。その後、日本に上陸するのですが、こちらも諸説があります。インドシナ半島や中国雲南地方から琉球に伝わったとの説。朝鮮半島を経由し、対馬に伝わったとの説。中国と海上取引を行った倭寇が薩摩にもたらしたという説。いずれにせよ、15世紀中頃とされています。
https://tanoshiiosake.jp/3513
琉球(沖縄)・対馬(長崎)・薩摩(鹿児島)各説があるみたい。
いずれにしても、いまも焼酎の名産地と言われているところですよね。
ちなみに……
・沖縄の泡盛は原材料が「タイ米」
・対馬の焼酎は「麦と米」が材料
・芋焼酎は「サツマイモ」
てか泡盛の材料がタイ米なのが驚き!!
焼酎と書いて、なぜ「しょうちゅう」と読むのか…日本三大ミステリーに迫る!まとめ

20歳のころに初めて本格的な芋焼酎を呑んだときは衝撃を受けました(鹿児島の友人が実家から送ってもらったもの)。
くさくて、くさくて、こんなもん呑めたもんじゃない!!
若き日の僕は七転八倒しましたが、呑み慣れてくるとこれがクセになる。
あれ、なんて銘柄だったのかな……。
また呑んでみたいなぁ(遠い目)。
